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学歴はデリーがトップ
2005.10.2(日... Gandhi Jayanti) The Times of India
首都デリーでは、人口のうちおよそ16%は少なくとも学士号を取得しており、高等教育の実情調査に基づく全国的なチャートで首位を占めている、とインド科学報告書(India
Science Report)が明らかにした。
調査によればデリーに次ぎ高学歴を持つ人の割合が高いのは、周辺州であるウッタル・プラデーシュ(UP)州で15.2%、続いてマハーラシュトラ州が13.7%、アーンドラ・プラデーシュ州が8.1%と続いている。
また国立調査機関NCAERにより行なわれた調査によると、10歳以上の人口のうち6%は、少なくとも1つは学士号を持っており、さらに12%はクラス12と呼ばれる高等学校程度の教育を受けるか、あるいは同程度の学歴(専門教育)を受けている。
興味深いことに、科学系大学卒業者の割合が最も高いのは国の頭脳と例えられるカルナータカ州ではなく、アーンドラ・プラデーシュ(AP)州で国内割合12.1%のうち14%が集中し、次いでタミル・ナードゥ州11.9%、マハーラシュトラ州11.1%、カルナータカ州7.5%となっている。
マハーラシュトラ州は予測どおり、経営系大学卒業者が22%とダントツでリード、学士・修士号取得者の割合を併せても16%となっている。
その他州ではグジャラートが13.8%となっているが、同州人口のうち30%は経営系専門学校を修了したか学士を持ち、年々数値は上昇している。
UP州出身者では18.9%を占める芸術系大学卒業者が国内でトップ、ついでマハーラシュトラ州12.3%、西ベンガル州7.9%となっている。
報告書によれば、大学教育修了者はUP州出身者が最も高く、高等学校の数も最多である。
またカレッジ数はマハーラシュトラ州が最多となっている。
教育に対する政府の取り組みも人口が他州と比較して多いUP州とマハーラシュトラ州にはそれぞれ10.4%、7.5%と最も高い割合で予算投入されているが、同予算を個人あたりで計上するとUP州が最も少なく毎年およそ500ルピー、最も高いのは西ベンガル州の同1,750ルピーとなっている。
面白いことに識字率の最も高いとされるケララ州でなく、西ベンガル州とパンジャーブ州が、教育にかける金額が最も高いということが明らかになっている。
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義務教育という考え方がない割には、将来のキャリアのために大学教育を受ける必要性が強く認識されている感じです。
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