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酷暑期のショック:北部インドに降雪
2004.5.2(日) The Times Of
India
北インドの大部分の地域に激しい降雨が見られ、気温が一気に20℃台にまで下降した(4月)30日、カシミール州とヒマーチャル・プラデーシュ州の一部地域に、この時期としては非常に異例の降雪が観測された。 |
デリーでは、29日に最高気温が36℃を記録したが、30日朝8時半から約9時間降り続いた雨のおかげで、気温が一気に28.7℃までクールダウン。
また、季節外れの降雪による地すべりにより、スリナガル・ジャンムーハイウェイ(Srinaga-Jammu national highway)が一時閉鎖された。
グルマーグ(Gulmarg)他北部渓谷では新雪が降り積もった。
ハイウェイ通行止めの影響で運送トラックが到着せず、一部地域の人々の生活に不便をもたらしている。
ヒマーチャル・プラデーシュ州ラーハウル(Laahaul)渓谷やシムラーの一部では、激しい降雪がこれまでに3日間観測され、75cmの積雪となっている。
専門家によればこのモンスーン的気象現象は、西からインドのカシミール、ヒマーチャル・プラデーシュ、ウッタランチャル地方に流れ込む強い風と雨をもたらす雲の影響による複雑な天気による結果と分析されている。
酷暑期とされる今、この雨の恵みは、容赦なく襲い来る熱風からの休息となると同時に、例年よりも大幅な暑さで心配された農作物への好影響も期待されている。
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最高気温連日40℃、雨の気配の全くないプネにいるわたしには、北部インドでは雪さえ降っているという事実が信じられません。
インドは本当に広い!
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