1ラックルピー自動車タタから登場
2004.7.1(木)
Rediff.com
今年始め、インド前首相代理L.K.アドヴァニ(Advani)氏がその必要性を予言したとおり、タタ・モータース(Tata
Motors)が価格破壊への挑戦とも言える1ラックルピー(1Lakh
Rupee...100,000ルピー)の自家用車を発表、3年後実用化に向けて開発をスタートさせる。
「開発する自家用車は、既存のものと比較して質を落とすつもりはない。むしろタタ・モータースにとって、コスト面から非常に難しい課題ながら、新しいチャレンジのスタートだ。1ラックルピーの車は見た目こそ地味になるかもしれないが、4−5人乗りという実用性、グローバル安全基準や排ガス基準はもちろんクリア、かつ現況の2輪車と自家用車間のギャップを埋めるだろう。」
タタ・グループのチェアマン、ラタン・タタ(Ratan
Tata)氏。
タタ社の1ラックルピー自家用車開発は、現在再安自家用車「M800」を販売するマルチ・ウドョグ(Maruti
Udyog)にとって挑戦状を叩きつけられたようなもの。
マルチ社のトップは、1ラックルピーの最安値自家用車は不可能であるとしながらも、タタ社からの挑戦状を真摯に受け止めたい、とコメント。
またインド自動車製造業第2位のヒュンダイ(Hyndai)は、開発される車の安全性、排ガス基準と価格との兼ね合いに危惧を示すコメントをした。
忘れてはならないのが、タタ社製「インディカ(Indica)」は、インド初の100%メイドイン・インディア車で、現在イギリスにも「City
Rover」として輸出され、売り上げを伸ばしている。
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タタインディカは、タタ車の中で最も安いが、サスペンションがよく、特にインドのでこぼこ道には適しています。
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