グローバル多言語ビジネスへ向けて
2004.6.1(火)
ExpressIndia
New Delhi, May 31:
インドBPO産業はグローバル特需に浮かれているようだ。
イギリス、アメリカを始めとした主要英語圏マーケットからの中小ビジネスを獲得しつつ、BPO企業は今、未開拓の非英語圏マーケットへも手を広げつつある。
多くの非英語圏ヨーロッパ諸国がインドへのアウトソーシングを視野に入れており、首都デリーではそれを受け、それぞれの言語に対応できる通訳・翻訳家の需要が高まっている。
「マルチリンガル(多言語習得者)であることは、新しいマーケットへビジネスの拡大をしようとしているサービス・ビジネスアウトソーシング業従事者にとって、成功をつかむためのなくてはならない要素だ。イギリス、アメリカといった英語圏マーケットを超えたビジネスを計画している企業なら、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、イタリア語など、ネイティブ言語サポートが必要になってくるだろう。」
デリーの国立ソフトウェアとサービス企業協会(NASSCOM)理事、キラン・カルニク(Kiran
Karnik)氏はこうコメントした。
「アメリカ市場向けでさえ、いくつかのクライアントはスペイン語サポートのサービスを期待している。最近の流れに自らのポテンシャルを求めるなら、外国語習得を無視することはできない。」
カニク氏は付け加えた。
大企業であるならなおさら、今ある顧客のニーズに合わせるためにも、ビジネス拡大のためにも、他言語習得へ努力を惜しむべきではない、とのこと。
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最近よく思うことですが、自分の母国語以外の言語をひとつでも習得すれば、その他の言語習得にも自信がついてくるのではないでしょうか。
めざせマルチリンガルビジネスマン!
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